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シジュウカラガン Branta canadensis leucopareia 　白い頬と首の付け根のリング、黒い首と嘴が特徴の小型のガン。世界には全部で８ないし、12の亜種が認められ（種全体を「カナダガン」と呼ぶことにする）、このシジュウカラガンは小さい部類に属する。最大の別亜種と比較すると、体重で6〜7倍の開きがある。国内では、逃げ出した別亜種の飼育個体が野生化している。しかし、この大型の亜種は、本来日本に分布していたものではなく、人為的な移入亜種であるので、注意が必要。シジュウカラガンは、北千島のエカルマ島など急峻な孤島で繁殖していたが、毛皮を取るために持ち込んだキツネにより壊滅的な被害を受け、日本への飛来はほぼ途絶えたかに見えた。 シジュウカラガンの復元計画 標識番号一覧 ガンの種類へ戻る

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