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オオヒシクイ Anser fabalis middendorfi 　４ないし５つ認められているヒシクイの亜種の中で、一番大きい。また、日本で定期的に越冬するガンの中でも最大である。翼を広げると、２メートル以上に達し、大きいオスでは体重が６キログラム近い。亜種ヒシクイがどちらかというと乾燥した水田を好むのに対し、オオヒシクイはマコモが生える湿地や、水気の多い田んぼで採食する。主な越冬地は、山形、新潟、石川、滋賀、島根などの日本海側に集中し、太平洋側では宮城に1000羽、茨城に60羽ほどが越冬する。国内の飛来総数は、約10000羽。 標識番号一覧 ガンの種類へ戻る

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